愛媛への帰郷について母から色々話を聞いた。祖母、従姉妹や親戚の様子など。従姉妹のTちゃんは私とよく似ていて…母親同士が姉妹というのもあるのだろうが…最後に話したのはもう2年ほど前になってしまうが、そのときも非常に不安定だった。今もほぼ親戚の集まりなどには滅多に顔を出さず、リストカットやODをしているようだし、通院はしているようだけれど、医者があまり合ってない様子。彼女の姉のMちゃんとも話をしてみるが、Tちゃんとはタイプがまるで違っており、実情がいまいち伝わってこない。家族の間では「うつ病」ということになっているらしい。
しかし、以前話をした印象だと、彼女の苦しみはうつというよりもボーダーラインなどの類の激しい感情の揺れから来ているのではないかというふうに私は感じていて…。母親同士が姉妹、そして二人きょうだいの二番目。家族におけるポジションが同じ、裏付けるように実際抱えている病理も似ていて、辿ってきた道も酷似している(大学中退など)。立場的にもかなり共感できるものを持っているんじゃないか、私に何かできることがあればと思っているが、彼女があまり連絡を取りたがらないことや、いとことは言えよその家のこと、差し出がましいのではないかという遠慮があって、彼女にも彼女の母である叔母にも何も言えないでいる。
とはいっても、「ボーダーはこうすれば良くなる」という情報を私が彼女に与えられるわけではないんだよね。私の症状は、カウンセリングに通うようになって数年前よりかなり軽快しているけれど、それは私に限ったこと。彼女に押し付けるわけにもいかないし、せいぜい「私はこうして良くなった」と参考までに伝えることができるくらいだ。ボーダーの治療方法について、主流の方針があるのかどうかも知らないし。今のボーダーの治療状況って、どうなんだろう?
ちなみに私は「境界性人格障害」と診断されているわけではなく、治療方針も名言されたことはないけれど、メインがカウンセリングによる内省と認知療法、補助として投薬という感じなのかな。いずれにせよ「これをすれば治る」という特効薬的なものはなく、長い時間をかけて認知の修正や情動のコントロールを身につけていくことが必要だとは感じている。一朝一夕で楽になるものではないことは確か…。
以前はこんなこと考えたことなかったんだけれど。少しよくなってきたからかな。以前は自分の苦しみだけをとにかくなんとかしたかった、してほしかったし、いくら専門書を読んで自分を類型に当てはめようとしても、苦しみの原因は個人個人で違うものだから、「私のケースについて書いてある私専用の本じゃないと意味がない」と思ってろくに読んだことがなかった。治療者になりたいわけではないけれど、自分の病気についての正しい理解を、そして同じように苦しんでいる人がいたら地図を広げて一緒に現在位置を見ることができるような知識を得られれば。
しかし、「自分の問題を相手に投影したがる」だとか「自分の治療方針を押しつける単なる自己満足」だとか、共依存的な心の働きも自分のなかにあるのでは、と少々不安なところもあるので、行動は慎重にしたいのだけれど。自分の苦しんだことをなにか他のところに還元したいとか、フィードバックしたい、とか。そういう欲求は感じる。(他人を助けたいというよりも…?)どうなんだろうね、これは。
とりあえずボーダーについての本を読んでみることに悪いことはないだろうから、一冊読んでみることにする。
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